地方の屋根融雪事情

屋根の雪の処分の方法は7種類以上あると思いますが、例を挙げますと、
1、手作業による雪おろし。
2、自然落下式。
3、電気による熱線融雪。
4、LPガスによるボイラー熱融雪。
5、灯油によるボイラー熱融雪。
6、天井裏に集まる暖房の熱を利用した融雪。
7、井戸水をポンプで屋根に上げる融雪。
etc、
各方法には長所短所が当然あり、説明しますと
1は、昔ながらの方法でありスノーダンプやスコップでやるので、
重労働で落下事故や転倒事故が発生しやすく危険である。
2は、屋根の急勾配を利用した方法で5年位経つと
滑りが悪くなり塗料の塗り替えが必要となり金がかかります。
3,4,5の電気、ガス、灯油は、
料金が高騰しており非常に家計に響き、
設備があっても使わない家庭が多くなって来た。
特に灯油による設備は月15万もかかった家もある。(営業のT氏)
6は、雪の多く降る時は暖房熱が足りない事がよくあり、
雪の大きな固まりが出来て危険である。
時間をかけてゆっくり消して行く方法の一つで、
積もり方がゆっくりなら全然問題ないです。
7は、井戸さえ掘ってしまえば後はそんなに金がかからない
人気の一つですが、全部の人が出来ない理由があります。
それは井戸を掘る時の深さに関係あります。
魚野川みたいな大きな川の近くですと8mから16mで
湯沢の街中ですと50mから70mで
石打駅の近くで100m以上掘らないと水は出ません。
そして、パイプ設備まで全部入れると
8mから16mで30万円から50万円、
50mから70mで200万円から250万円、
100m以上で400万円以上かかりますので、
大きな川の近くに住む人だけに限定されてしまいます。
以上で色々な設備に関して簡単に説明させてもらいましたが、
皆さんがこれから家を建てる時の少しでも参考になればと思います。


wrote by ボトリンガー みつよし
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