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トンネルの恐怖

営業エトウにはいくつかの趣味があり、そのひとつが自転車です。
以前は自己をライダーと呼び結構ハードな乗り方をしていましたが、50歳も後半になりますとスタミナ・脚力・精神力が衰え、
走行距離は短くなって、のどかな風景を楽しみながら乗るポタリングと言うのんびりしたものになってきました。
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もうロードバイクは不要で、MTBかはたまたミニベロも良いのではないかと思うこの頃です。
しかし、我が町南魚沼は三方を山に囲まれた山岳地帯。
どこを走ろうが平地が少なく、長い登り坂や峠を避けることはできず、細く径の大きなタイヤを持つロードバイクを手放すことはできません。
自転車に跨り8%から12%の登り坂を数キロ登攀することは普通のことです。ヒルクライムについては以前のブログで「自転車乗りはSMっ気があり登り坂が大好き」であることはお伝えしました。
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さて、皆さまご存じの通り我が町南魚沼は雪国です。
ゆえに峠には必ずと言っていいほど距離の長~いトンネルがあります。
登り坂とトンネもう鉄則と言いましょうか、夫婦茶碗とでも言いましょうか。
そのトンネルのほとんどは、照度の高いヘッドライトを持つ自動車が快適に通行できるように造られています。
これを直径21ミリのタイヤを装着したロードバイクに乗り、貧弱な照明を頼りに走行することは恐怖そのものです。
登りのトンネルは速度がせいぜい時速20km程度ですので恐怖を感じることは多くはありません(乱暴なドライバーが追い越し時に幅寄せしない限り)が、下りは毎回冷や汗ものです。路面の状態がしっかり把握できない上に、ブレーキレバー握っていてもゆうに時速40kmを超えてしまいます。
もし、路面が濡れてスリッピーな状態であったり、小さな石ころひとつに乗り上げただけでも落車は避けられず、後続の自動車に轢かれようものなら、その日から別に世界で暮らすことになります。
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こんな恐怖のトンネルですが、良いことも少し。
外気温の高くなる初夏から盛夏のトンネル内部は爽やかで涼しく、気温の下がる晩秋はとても暖かく感じます。
真夏の走行では休憩はトンネル内の避難スペースと決めているほど。

自転車乗りの皆さん。距離の長いトンネルを自転車で安全かつ快適に走行する術をご教授ください。
ヨロシクお願いします。


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