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東日本大震災チャリティースキー大会

こんにちは、業務の森下です。

東日本大震災から約2週間がたったころ、東北地方の得意先へお見舞いに行きました。
郡山市、いわき市、仙台市と周り、得意先の方々から直接お話をうかがい、
その惨状に心が痛みました。

現地では被災された建物や道路、ガソリンスタンドで給油を待つ車の長い行列を見て、
早く復興されることを願わずにはいられません。
被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。

ここ湯沢町にも被災された数百人の方々が一時的に避難滞在しております。
町内では車のナンバーで福島県内の地名をよく見るようになり、
自宅の近くでは避難された方々が時折散歩されていらっしゃいます。

観光地でもある湯沢町には多くのホテル、旅館民宿があります。
温泉施設や病院も比較的近くにあるので、一時的に避難するには環境も良いようです。


さて、この地震により、全国的に様々なチャリティーイベントが開催されているようですが、
このたび、湯沢町内のスキー場でも地震チャリティーのイベントが開催されましたので紹介します。

イベント名は「苗場山滑降スキー競技大会」というスキーの滑降競技大会です。
会場は湯沢町内の、かぐらスキー場。このスキー場は標高が高く、積雪が多いので
今年は5月22日までスキー場を営業しています。

この大会は今回で38回目ですが、一時中断していた時期があり、
その始まりは昭和初期という歴史ある草スキー大会です。
そのスキー大会で、選手と応援の方、観客、そして大会役員からも義援金を募りました。

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当日は、雲ひとつない絶好のスキー日和。
3月下旬にもかかわらず、前日の降雪でゲレンデはパウダースノーでした。
競技コースは、全長4,500m、スタート地点からゴールまでの標高差800m、
最大斜度24度と長く、そして高低差も大きいコースです。

スタートからゴールまで、早い人でも4分弱かかり、体力的にとても厳しいです。
ゴールした選手はくたくたになっていました。

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日本各地より小学校3年生の女の子から、
65才以上の方まで約100名の選手がエントリーしました。
また、スノーボード部門での参加者も10名ほどいらっしゃいました。

今大会の注目選手は、バンクーバーオリンピックのスキークロス代表、
そしてワールドカップ総合優勝者でもある瀧澤宏臣さん。
記録は3分10秒87。2位に20秒もの差をつけるダントツの1位です!

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優勝賞品はスキー板ですが、瀧澤さんのアイディアで、
その賞品のスキーを、この場でオークションにかけてチャリティー義援金にしたい、
とおっしゃっていただきました。

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そして表彰式の後、さっそくオークションが開かれました。
数万円で落札された方は、瀧澤さんのサインをスキーにしていただきました。
また、そのオークションのお金はさっそく義援金箱にいただきました。

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先日はサッカーの日本代表とJリーグ選抜のチャリティーゲームが行われましたが、
スポーツでも被災された方々を元気付けられれば、と思います。

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テーマ : スポーツ全般 - ジャンル : スポーツ

Tag : チャリティー